「山城隆一とデザインとねこ」
2024/10/18~25
GALLERY ROOM
山城隆一 WEB MUSEUMの開館を記念して、ささやかながらデザインとアートを共に体験できる展覧会を開 催させていただくことになりました。 お気軽に足を運んでいただければと思います。
-デザインに悲しみは盛れないか-
グラフィックデザイナー山城隆一の言葉です。
山城隆一は、日本のデザイン黎明期に阪急百貨店の広報部、高島屋を経て、1958年の戦後初のブリュッセル万国博覧会では日本館のアートディレクターの役割を担い、1960年の日本デザインセンター創設に参加。1964年「東京オリンピック芸術部門」ポスターを制作。
1972年に日本デザインセンターを退社し、コミュニケーション・アーツ Rを設立。科学万博つくば’85アート・ディレクターを担当されるなど、グラフィックデザインの発展とデザイナーの社会的地位向上のために生涯をかけて情熱を傾けられてきました。
NHK Eテレ「デザインあ」内の「ポスターフライト」や、美術の教科書にも作品が掲載されているので、皆様の目にもふれているかもしれません。1980年代からはネコをモチーフにしたイラストレーションを多数手がけ、デザイナーとしてだけでなく、イラストレーターとしても多くの作品をのこされています。
85年に紫綬勲章、93年に勲四等旭日小綬章96年の郵政省「ふみの日]切手にも採用
著書/「猫の絵本」「猫の肖像」「こねこねこねこ」「猫の独白」「猫がいて幸せ」「猫のいる風景」など
パーマネントコレクションN・Y近代美術館・アムステルダムステデリック美術館・富山県立近代美術館など