女優・美波、アートの創造世界へ
女優であり、アーティストとしてもグローバルに活躍する美波が、個展「vol.0」を開催。
東京、パリ、ロサンゼルスを拠点に、国境やジャンルの垣根を越えた表現を続ける美波。
本展では、これまでのキャリアやライフスタイルで培った感性と、さらなる進化を続ける彼女の表現が交錯する作品を展示。

美波メッセージ
枠に囚われない創作活動を続ける中で、「アイデンティティー」「狭間」「輪廻転生」「記憶」という共通するテーマが浮かび上がってきました。
これらを紡ぎ出し、新たな空間を創造していきたい、その思いからこの個展を「vol.0」と名づけました。
また、内面から反映された油絵「アノニムス」は、カラフルな世界への第一人者として描きました。
日本人／フランス人として、そして女優／アーティストとして、常に二つの文化や狭間で生きた感性が、私の創作の原動力です。外の世界と内面世界の調和を、作品を通して進化させていきたいです。
「vol.0」は、次なるステップへの挑戦でもあります。この幕開けを、皆さんと共有できることを楽しみにしています。

美波（Minami）
1986年生まれ。2000年、映画『バトル・ロワイアル』でデビュー、以降、映画、ドラマ、舞台で幅広く活躍。ハリウッド映画『MINAMATA―ミナマタ―』で国際的に評価され、アメリカのドラマ『ウォーキング・デッド: Daryl Dixon』にも出演。アーティストとしても幼少期から創作に情熱を注ぎ、2021年個展『eN』を機に、東京、パリで個展を開催。
映画のプロデュースにも挑戦するなど、ジャンルの境界、国や文化の壁をなくすことを目標に、新たな表現を探求し続けている。