答えのない相談室:番外編〜完璧じゃないとサステナブルなファッションについて話しをしちゃダメなの?〜

答えのない相談室:番外編〜完璧じゃないとサステナブルなファッションについて話しをしちゃダメなの?〜

2025年(金)18:00〜20:30

LOUNGE

このイベントは、さまざまな角度からファッションとサステナビリティに携わってきた小野リリアン、鎌田安里紗、ベイカー恵利沙の3人が企画しました。
3人に共通するのは、気候変動に強い危機感を感じているということ、ファッションが好きあるいはファッションを仕事にしてきたということ、そして発信者であることです。その中で感じているモヤモヤや葛藤、そして大切にしていることをトークセッション形式でお話しします。
さらに、参加者のみなさんと一緒に考える・お喋りする時間をつくりたいと考えています。なぜなら、私たちが感じているモヤモヤは、SNSやメディアを通して”発信する”ことに限らず、友人や家族、職場の人と気候変動について話す難しさにも通ずるところがあると感じているからです。

「完璧じゃないとサステナブルなファッションについて話しをしちゃダメなの?」という問いを入り口に、こたえを求めず、みんなで一緒に考える時間を持てたら嬉しいです。

■タイムライン
Part 1:18:30-19:20
小野リリアン・ベイカー恵利沙 ・鎌田安里紗によるトークセッション(40分)とQ&A(10分)

休憩

Part 2:19:30-20:30
参加者と登壇者でグループに分かれてグループトーク(30分)と最後にみんなでお話(30分)
■支払い方法
現地にて現金払い(できればお釣りのないようにお願いします)

■こたえのない相談室とは?
一般社団法人unistepsが不定期に開催する「こたえのない相談室」。
unistepsメンバー自身のもやもや、あるいは、メンバーが誰かから聞かれた問いを入り口に、ああでもないこうでもないと話し合います。

何か一つの正しい答えがあると思われがちなサステナブルファッション。
正直、正論はおなかいっぱい。
でも、このままでは良くない気がする。
そんなリアルで素直な気持ちを大切に、こたえを出すことを目的にしない相談室です。

■登壇者

小野りりあん / LILLIAN ONO
気候アクティビスト
2004年からファッションモデルを始める。2019年、「気候変動枠組条約第25回締約国会議(COP25)」の開催地、スペインのマドリードへ飛行機に乗らずに旅をし、そこからもなるべく飛行機を使わずに世界一周に挑戦。その後もSNSなどで、気候変動に関する情報を発信し続けている。企画、設立、運営に関わったプロジェクトには、Podcast番組「Emerald Practice」、気候変動に関するコミュニティ「Spiral Club」「Green TEA ~Team Environmental Activist」、気候危機の基礎を楽しく学べるソーシャルメディア「気候辞書」などがある。

鎌田安里紗 / ARISA KAMADA
「多様で健康的なファッション産業に」をビジョンに掲げる一般社団法人unistepsの共同代表をつとめ、衣服の生産から廃棄の過程で、自然環境や社会への影響に目を向けることを促す企画を幅広く展開する。種から綿を育てて服をつくるプロジェクト「服のたね」、衣服の生産と廃棄の現場を訪ねるスタディーツアーなど。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程在籍。

ベイカー恵利沙 / ELISA BAKER
モデル、ライター
1989年生まれ、オレゴン州と千葉県育ち。2017年にNYへ拠点を移し、モデル、ライターとして現地のトレンドを発信。ファッションブランドとのコラボレーションを多数手がけ、女性をエンパワーする発言や行動が共感を呼んでいる。気候変動を中心とした社会課題への関心が高まり、2023年には気候変動報道を中心にメディアの連携をサポートする”Media is Hope”に海外コミュニケーション担当として参加。日本と海外メディアとの橋渡しを務める。